2019年8月9日金曜日

オーダークロモリに3週間乗ってみて(比較あり

まだ3週間程度ですが、大体特徴と乗り方がわかってきたので過去に乗ってきた自転車と比較してみた。

自転車に乗り始めて約4年半ぐらいだけど、振り返ってみると結構乗ってたみたいw
Corratec R.T corones
アルミ7075でとりあえず硬い。ゼロ発進はマジで辛い硬い。高速域からの加速は速く、コーナーも速い。それ以外は辛い硬い。



STORCK VISIONER CARBON
1世代前のハイエンドモデルの金型にエントリーグレードのカーボンを使い、日本限定で30本だけ作られたフレーム。カーボンのグレードが低かったので、正直重かった(1400gぐらいあったような)ホリゾンタルでポスト径が31.6mmでありホビットの短い脚ではポストもあまり出なくて乗り心地が、、、それ以外はいたって素直なカーボンフレーム。
Cervelo R3
STORCKが重すぎたので、軽いのが欲しかった。でも一番は見た目で買った(笑)一番衝撃だったのが、細いシートステーによる乗り心地の良さ。トレイル角からくる直進安定性が高すぎてダンシングのリズムが取り辛かった。あとフォークが軽すぎて(300g弱)コーナーリングが安定せず。総評としてはオールラウンダーフレームで間違いない。


DE ROSA PROTOS
3代目のPROTOS。各方面から聞こえてくる良い良いという声に我慢できずに買ってしまった。フレーム単体で1010gとハイエンド系としては全く軽くなかったが、加速性能は衝撃的だった。なのにあんまり脚にこないという不思議なフレーム。多分ステージレースを考えて作られてたのかな。知らんけど

Cannondale 2013 SUPER SIX EVO BLACK inc
Hi-MODの上位に位置するNANOカーボンフレーム
ヒルクライム用にと思い軽いので組んでみた。ヘッドパーツとBBインストールしたフレームセットで1170gという脅威の軽さ。登坂はひたすら軽く、軽さから来る加速も良かった。軽いのに安定したコーナーリングも特筆もの。
ANCHOR RS8
エントリーグレードとして不動の地位だが、これがカーボンフレームですというお手本の様なフレーム。真面目か。特筆することが無いのが特徴で不満もない。ちなみに美山はこれで勝ちました。

で、クロモリですがオーダーした通り、初段での踏み抜きやすさはありつつ余り脚にこない。ハンドリングも市販品にはないぐらいクイックで、動きの素軽さを感じるため、クロモリのネガティブな部分として語られがちなモッサリ感が皆無。フレーム単体も(塗装込)1422gとクロモリでは相当に軽い部類ですけどね(笑)
この乗り味については何名かに乗ってもらって、ほぼ同じ感想だったので狙った通りに仕上がってて非常に満足。50km/h後半まで速度が上がるような練習会でも遅れる事もなかったので、高速域も問題なし。ただし初段での柔らかさを特徴としているので、掛け合うようなアタック合戦になると不利になると思うので脚でどうにかするしか(出来るとは言ってない

登坂については、斜度のキツイ坂でこの柔らかさが仇となり、カーボンのようにクルクル回しながら上れないので若干もたつく感じがする。ただ、勾配変化でギア選択をミスって「あっ重い」と思うような場面においては、カーボンだと踏み抜こうとすると明らかに跳ね返されて脚にくるのだが、クロモリだと踏み抜けてしまう。軽さでくるくる回しつつ長い距離を上るか、多少重いギアでも足を残せるので心肺を残しつつ走るかになり、最終的には慣れの問題になるのかな?

あと凄かったのが、フレームのセンター精度が高すぎて、カーボンだと問題なく使えていたGTローラーにクロモリを乗せたところ、右に思いっきり傾いてローラーを回せない状況に。よくよく調べてみるとローラー側が傾いていたことが判明。ちょっとではなく、こんなに!?と本気で驚いた。(カーボンのセンターが割と曖昧なことも学んだw

コーナーはフレームの重さからくる安定感、44mmヘッド、フレームのセンターがキッチリでていることによりかなり速い。(安定してコーナーリングできるので

今のところ、カーボンとは違い金属特有のコツを覚えて言っている感じなので、また暫く乗り込んでみて、感想を更新していこうかなと。

最後に、表にしてみたので参考まで。太字は各項目の最高得点。

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